「クラウドソーシングって何?」
「具体的にどんな仕事?」
働き方改革によって副業やフリーランスとして
活動する人が増えてきていますよね。
副業、フリーランス初心者の人の多くは、
クラウドソーシングを利用しています。
今回はクラウドソーシングについて解説します。
クラウドソーシングとは
アウトソーシングは業者への外注に対し、
クラウドソーシングは不特定多数の人が
リソースを提供できるWebサービスです。
不特定多数の群衆(Crowd)と発注先(Sorcing)
が組み合わされた造語として2006年に
The Rise of Crowdsourcingで定義されました。
受注できる案件は、
- ライティング
- プログラミング
- デザイン
- 文字起こし
と幅広いです。
ワークライフバランスが重要視され始め、
時間や場所を選らばず仕事ができるので、
クラウドソーシングの需要は高くなっています。
クラウドソーシングサイトの種類
クラウドソーシングサイトには、
- 総合型
- ジャンル特化型
が存在しています。
総合型
総合型は案件の種類や数が多いので、
やりたいことがまだ決まっていない人は、
とりあえずこちらがおすすめです。
専門的な知識がない人が多いためか、
価格が崩れ単価が低くなりがちな印象です。
代表的なサイトは、
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
が有名となっています。
ジャンル特化型
クラウドソーシングサイトでは、
- Web系:Bizseek
- ライティング:Shinobiライティング
- 翻訳:Gengo
- イラスト:SKIMA
- マーケティング:Skets
などジャンルに特化したものがあり、
専門的なスキルを持つ人が登録しています。
既に受注してみたい案件が決まっていて、
専門的な知識が身についている人は
特化型の利用をおすすめします。
クラウドソーシングの案件依頼形式
クラウドソーシングでは、
実際に案件を受注しなくてはいけません。
仕事を依頼する人を「発注者」、
仕事を受注する人を「受注者」と言います。
クラウドワークスには、
- タスク形式
- プロジェクト形式
- コンペ形式
で受発注が行われています。
タスク形式
タスク形式は不特定多数の人が
早いもの勝ちで依頼をこなす形式です。
案件は1時間で終わらせる必要があるため、
低単価、軽作業のアンケートが多いです。
10分程度で完了できる案件が多く、
1件当たり50円~1,000円がほとんどです。
プロジェクト形式
- 記事執筆
- システム開発
などの高単価で時間のかかる案件が多いです。
プロジェクト形式を受注するためには、
- 実績
- スキル
をアピールする必要があるので、
ある程度の営業力は必要です。
によって発注者が依頼したい人を選び、
発注者の意向に沿ったものを納期までに
納品するのが一連の流れです。
コンペ形式
コンペ形式は、
- デザイン
- イラスト
- 企画
など案件で利用されます。
提案された提案(成果物)の中から、
発注者が気に入ったものに対して、
対価として報酬を払う仕組みです。
クラウドソーシングのメリット ・デメリット
クラウドソーシングのメリット
仕事を選べる
会社員と違いクラウドソーシングでは、
自分の得意、やりたい仕事を選べるので、
苦手な作業をする必要がありません。
会社員は異動なども起こりますが、
クラウドソーシングでは案件さえあれば、
自分の好きな案件を受注できます。
好きな時間で仕事できる
クラウドソーシングは業務委託が多く、
自分の好きな時間に仕事ができます。
納品が必要なものは期限が決まっていて、
期限までに納品しなくてはいけません。
人脈&実績が作れる
フリーランスで生活していくためには、
コネか実績が必要になってきます。
会社員を独立してコネも実績もなければ、
仕事を任せてもいい人かわからないため、
仕事を回してもらえないことがほとんどです。
クラウドソーシングサイトを利用すれば、
多様な案件を受注できる可能性があるので、
実績や人脈を作ることも可能です。
クラウドソーシングのデメリット
単価が低い
発注者側はコストを落とすために
正規雇用するよりも人件費が抑えられる、
クラウドソーシングを利用することが多いです。
そのため単価が安く設定されがちですが、
スキル能力の高い人はサラリーマンよりも
稼ぐことができます。
経験や実績に伴って信頼性も上がるので、
発注者と単価交渉が必要になります。
コミュニケーションが不足する
クラウドソーシングでは発注者との
コミュニケーションが少なくなりがちで、
発注者の意図をはき違えることも。
実際に会ったりするわけでもないので、
発注者への確認をする必要があると言えます。
まとめ
今回はクラウドソーシングについて解説しました。
フリーランスの入門として利用できますが、
発注者はコストを抑えようとしています。
実績やスキルを持てば単価も高くなるので、
受ける仕事を減らすこともできるため、
より自由に働くことが可能になります。
特にやりたいことが決まっていない人は、
初心者にオススメなクラウドソーシングサイト
を利用してみて下さい。